はてなキーワード: 坊主とは
決めることなんて、パターンにはめてくだけだから考える余地なんてほとんどないし。
亡くなったからと言って誰も慌てていないし。
俺が最年長ではないから、周りも葬儀に慣れているから手伝ってくれるし。
都合が悪ければ2日ぐらいは楽勝にずらせる。
だから、ライブに限らず、趣味でも仕事でも外せない用事があると言ってきたら調整できる
「葬儀があるとわかっていて、それでも言い出すぐらい大事な用事」ならこっちだって考慮するよ。
何が何でも喪主の言うことを聞けという方が人として終わっている。
から道徳とかが一定以上根付きやすい?(変に一つの宗教か無かよりも)
それはともかく、親族でも様々な事情(体力、チリ、仕事との兼ね合い)で、通夜か葬儀かみたいなケースも多いし、
知人有人会社関係になると、通夜だけとか基本どっちかでいいかってのも多いし、昔は、叔父叔母従弟孫ひ孫はどっちも強制みたいな時代だったが、最近薄れて来てる
(古くて歪な家系の長男長女の長子であり)5回ほど喪主と3回ほどサポートして思う、コロナもあって変わってきたなってのもある
どっちかしか行かない人は結構申し訳なさそうにせめてどっちかだけでもって感じが多いんだけど。仕事人間とか、そこまで親しくないので(でもここ最近は一番お世話になってる)みたいな
個人的には生前の関係によるので、周りがとやかく言うもんではないに尽きるな
あと喪主やりそうな人は年上には1人しか残ってないが、それもやりたくてやるわけでもないし、生前に葬式無しって言質とっとけばよかったのだが
その前に半絶交状態になってしまったので(本人は福祉葬みたいなのを求めてるとは聞いたが親族黙らせるほどの熱量で広めてない)
坊主も呼ぶなと言われているが、こっちの性格が悪いので、ちゃんとお世話になってるお寺さんで高い方の戒名(先祖代々なので)をお願いしようとも思ってるし
いきなりサビから始まって最後までサビな現代的楽曲を好んだり、
映画を倍速で見たり、
改行が多い文章を好んだりするような、
すぐにドーパミンが出てくれる分かりやすく簡単でスピード感のあるコンテンツばかりを好む底の浅いキッズを揶揄する言葉だ。
いささか口が悪すぎることを抜きにすれば、この言葉は実に良い新語だ。確かに、言われてみれば最近の流行はどれもドーパミン中毒者に向けられているようにしか見えないし、コンテンツを受容する側も年齢にかかわらずドパガキ化しているように感じる。俺もショート動画とか好きだしな。現代の世相をうまく言い表している上に、「これまで確かに世間に存在していたが適当な名前が付けられておらず、それゆえにハッキリと認識されてこなかった人」を的確に言い表している。口が悪すぎるので新語流行語大賞になることは無いだろうが、俺がユーキャンの偉い人なら大賞を授けるだろう。
しかしここで問題が生じる。「ドパガキではない人」に名前がついていないのだ。
ドパガキを論ずるならドパガキでない側も論じたいのに、名前がない。
「普通の人」ではいけない。ドパガキ的価値観が劣った異常なものであるような印象を与えてしまうからだ。
今更言うまでもないが、ドパガキはそれ自体が決して劣っているとか、悪だとかいうわけではない。
小説を読んでいた100年前の人間や、ロックを聴いていた50年前の人間も、当時の老害からはドパガキ的だと思われていただろう。時代は変わってゆくものだ。だから現時点でドパガキが善か悪か決めるのは早い。
にも関わらず、ドパガキにはドパガキというひと目で蔑称とわかる名称が付けられてしまっている。だからドパガキではない側も蔑称であるべきだ。
ネットで調べたところ、ドパガキの対義語は「セロトニンおじさん」だと言っている者も多い。セロおじ。悪くないが、ドパガキと比べると善性が際立つ。
セロおじは蔑称だろうか?そうかもしれないが、少なくともひと目ではわからない。もっとバカにした名称でないとドパガキと釣り合わず、結果的にドパガキが悪であるという価値観が際立ってしまう。もっとゴギガガガギゴのような名前でなくてはならない。
少なくともガキの対義語がおじさんでは釣り合いが取れない。せめてそこだけは「ジジイ」にしたい。
ドーパミンの対義語がセロトニンだという考え方もしっくりこない。ショパンやカフカや煮付けを楽しんでいる時に出ているものは、本当にセロトニンなのか?
「ガキ」に性別は含まれていないのに、おじさんは性別を指定しているのもフェアでない。
申し遅れたが、俺は坊主だ。別件で日本を救うために10年後からタイムリープしてきた。
坊主を知っているか?Xで「◯◯選手権を開催します」と言ってリプライであるあるネタや大喜利を募っているしょうもないアルファエックサーだ。10年前…つまり今の時点で209万人のフォロワーがいるから、インターネットに詳しい人ならきっと知っているだろう。
一
これな、ワイがチビすけやった時に、村の茂平っちゅうおっちゃんから聞いた話やねんけど、まあ聞けや、サンキュー茂平。
昔な、わしらの村の近所の、中山っちゅうとこにちっちゃいお城があってやな、中山はんっちゅうお殿はんが、ふんぞり返って住んだはったらしいわ。知らんけど。
その中山から、ちょー離れた山ん中にな、「ごんぎつね」っちゅう、それはそれはド派手なきつねがおったんや。全身ヒョウ柄、首にはタオル、穴ん中には黄色と黒のメガホン。こてっこての阪神ファンや。ひとりぼっちの子ぎつねでな、しだのわっさー茂った森ん中に穴ぁ掘って、口ずさむんはいっつも六甲おろし。ほんでこいつ、夜でも昼でもおかまいなしに村へ出てきては、いたずらばーっかりしくさる。畑のいも掘り散らかすわ、菜種がら干したぁるやつに火ぃつけよるわ、串カツ屋の裏のソースをこっそり二度づけしよるわ(これ大阪では死刑な)、まーやりたい放題のドアホやってん。
ある秋のことや。二、三日、雨がドバーッと降り続いてな。「うわ、甲子園も中止やろこれ……」てブツクサ言いながら、ごんは穴ん中でしゃがんどった。
雨があがったら、ごんはほっとして穴からズボッと這い出てきよった。空はからっと晴れわたって、もずの声がキンキンキンキン、もうやかましいくらいひびいとる。ごんは「お、今日は勝てるわ、絶対大丈夫」てつぶやいた。なんの根拠もない。
ごんは村の小川のつつみまで出てきた。すすきの穂には、まーだ雨のしずくが優勝パレードの紙吹雪みたいに光っとる。川はいつもチョロチョロやのに、三日も降ったもんやから水がドッバーッと増えてもうて、すすきもはぎも黄色う濁った水にひっくり返って、道頓堀に飛び込んだファンみたいにグルングルンもまれとったわ。ごんは川下の方へ、ぬっかるんだ道をペタペタ歩いていった。
ふと見たら、川ん中に人がおって、なんやゴソゴソしとる。ごんはそーーーっと草の深いとこへ歩み寄って、じーーーっとのぞいた。
「お、兵十やんけ!」と、ごん。兵十はぼろっぼろの黒い着物まくし上げて、腰まで水につかりながら、はりきり網をゆっさゆっさゆすぶっとる。はちまきした顔の横っちょに、まるい萩の葉っぱが一枚、どえらいでっかいほくろみたいにペタッとへばりついてて、ごんは「なんやそれ、ボケ! 顔面サトテルのホームランボールか!」て心の中でツッコんでもた。
しばらくしたら、兵十が網の後ろのふくろみたいなとこを、水ん中からヨイショと持ち上げた。中にはしばの根やら草の根がギューギュー詰まって、ときどき白いもんがピカーッ。それがふっとーいうなぎの腹やら、でっかいきすの腹やったんや。兵十はそれをびくの中へドサーッとぶちこんで、またふくろの口しばって水ん中へボチャン。
兵十はそれから、びくを土手にポイと置いて、なんや探しに川上の方へタタタターッと駆けていきよった。
兵十がおらんようになった瞬間、ごんはピョーーンととび出して、びくのそばへダッシュ。ちょーいたずらしとうなったんやな。これがこいつの悪いとこや。ごんはびくの魚をつかみ出しては、川ん中めがけてポーン!ポーン!と、まるでバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発みたいに放りこんだ。どの魚も「とぼん!」て音立てて、濁った水ん中へもぐっていきよる。
いちばんしまいに、ふっとーいうなぎをつかみにかかったけど、ぬるっぬるッで手ぇでつかめへん。ごんはイラーッときて「ええい、まどろっこしいわ、火の玉ストレートじゃ!」て頭ごとびくにつっこんで、うなぎの頭をガブッ。ほんならうなぎ、キュッ!といってごんの首にグルグルッと巻きついてきよった。藤川の球児みたいなキレや。そのとたんに兵十が向こうから、
「うわァァァァ、このぬすっとぎつねがーーー!どこのドアホじゃワレェ!」と地響きするくらいドナリ倒した。ごんはビックゥゥッと跳んで、うなぎふり捨てて逃げよとしたけど、うなぎは首に巻きついたまんまテコでも離れへん。継投失敗や。ごんはそのまんま横っとびに、全力疾走で逃げていきよった。近本もびっくりの俊足や。
ほら穴の近所のはんの木の下でハァハァ言いながらふり返ったけど、兵十は追っかけて来んかった。ごんはほーーーっと胸なでおろして、うなぎの頭をガリガリかみくだいて外して、穴の外の草の葉っぱにポイ。「ふう、しんどー、勝ちはしたけど後味わるいわ」っちゅうてな。
二
十日ほどたって、ごんが弥助っちゅう百姓の家の裏を通りかかったら、いちじくの木のかげで弥助のおかみはんがおはぐろ塗りたくっとる。かじ屋の新兵衛んとこ行ったら、新兵衛のおかみはんが髪ガシガシすいとる。ごんはピーンときた。
「いやちゃうわ。なんやろ、秋祭りかいな。祭りやったら太鼓やら笛やらピーヒャラ鳴っとるはずやで。それに第一、お宮にのぼりが立つやろ普通。……はて?」
こんなこと考えながら来たら、いつのまにやら、表に赤い井戸のある兵十の家の前まで来てもた。そのちっちゃい、こわれかけたボロ家の中には、わっさーと人が集まっとる。よそ行きの着物着て腰に手ぬぐいさげた女らが、表のかまどでガンガン火ぃ焚いて、でっかい鍋でなんやグーズグズ煮えとった。
「ああ、これ……葬式やん……」と、ごんはハッとした。アレやなかった。
「兵十んとこの、誰ぞ死んだんかいな。」
昼すぎたら、ごんは村の墓地へ行って、六地蔵さんのかげにヒョイと隠れとった。ピーカンのええ天気で、遠ーー向こうにお城の屋根が金ピカに光っとる。墓地にはひがん花が赤い布みたいにブワーッと咲き続いとった。ほんなら村の方から、カーン、カーン、てかねが鳴ってきよる。葬式の出る合図や。
やがて、白い着物着た葬列のもんがゾロゾロ来るのが見えてきた。話し声も近こうなる。葬列が墓地へ入ってきて、人らが通ったあとは、ひがん花がぐしゃーっと踏み折られとる。
ごんはググッとのびあがって見た。兵十が白いかみしもつけて、位牌をうやうやしくささげとる。いっつもは赤いさつまいもみたいに元気な、アレ決めた瞬間みたいな顔がやな、きょうはどえらいシュンとしおれとった。
「ははーん、死んだんは兵十のおっかんやな、これ。」
ごんはそう思いながら、頭をスッとひっこめた。
その晩、ごんは穴ん中で腕組んで、うーんと考えこんだ。
「兵十のおっかんはな、床について寝とって、『うなぎ食いたいわぁ』てゆうたにちがいないわ。ほんで兵十が、おっかんのためにとはりきり網持ち出したんや。ところがやで……このワイがやで……いたずらでそのうなぎ捕ってきてもた。せやから兵十は、おっかんに最後のうなぎ食わしたることが、でけへんかったんや。ほんでそのまま、おっかん逝ってもた……。ああ、うなぎ食いたい、うなぎ食いたい思いながら……。」
「……ちぇっ。あんないたずら、せんかったらよかったわ。優勝逃した夜より、よっぽど後悔しとるわ、ワイ……。すまんな、兵十のおっかん。ほんま、すまんな。」
三
兵十は今まで、おっかんと二人っきりでしみったれた貧乏暮らししとったもんやから、おっかん死んでしもたら、もう完全にひとりぼっち。最下位確定みたいな淋しさや。
「……おれと一緒や。ひとりぼっちの兵十か。」
こっちの物置の後ろからジーッと見とったごんは、しんみりそう思た。最下位の年に空席だらけの甲子園で、たった一人で応援しとるファン見たような、そんな気持ちやってん。
ごんが物置のそば離れて向こう行きかけたら、どっかでいわし売りの声がする。
「いわしのやっすうりだーーい! いきのええ、ピッチピチのいわしやでーーい!」
ごんはその威勢のええ声の方へダーッと走っていった。ほんなら弥助のおかみはんが裏戸口から、
「いわし、ちょうだいなー。」とゆうた。いわし売りはかご積んだ車を道ばたにバッと置いて、ピッカピカ光るいわしを両手でガッとつかんで弥助の家ん中へ。ごんはそのスキに、かごの中から五、六匹のいわしをガバッとつかみ出して、もと来た方へダッシュ。兵十の家の裏口から、家ん中へいわしをポーイ、ほんで穴へ向かってダーッと駆けもどった。途中の坂でふり返ったら、兵十がまーだ井戸で麦といどるのが豆粒みたいに見えたわ。
ごんは「うなぎのつぐないに、まず一発、ええ送球したったで!」と鼻高々や。
次の日には、ごんは山でくりをどっさーり拾て、大事そうにかかえて兵十の家へ行った。裏口からのぞいたら、兵十は昼飯食べかけで、茶わん持ったままぼけーっとしとる。へんなことに、兵十のほっぺたにピーッとかすり傷がついとる。「どないしたんやろ?」とごんが思とったら、兵十がブツブツ言いだした。
「いったい誰やねん、いわしなんかをおれの家へほうりこんでったどアホは。おかげでおれ、ぬすっとや思われて、いわし屋のやつにシバかれて、えらいめにあわされたわ。ほんまもう……無能の極みやで……」
ごんは「うわっ、しもたーーー!! ワイの悪送球やんけこれ!」と頭抱えた。かわいそうに兵十、いわし屋にどつかれて、あんな傷まで。よかれと思てしたことが、まーた裏目。継投ミスやで完全に。
ごんはションボリしながら、そーっと物置の方へまわって、入口にくりをそっと置いて帰った。
次の日も、その次の日もな、ごんはくり拾うては兵十の家へせっせと届けたった。その次の日には、くりばっかりやのうて、まつたけも二、三本。さらにその次は、ついに奮発して、できたてのたこ焼きを六個と、串カツを二、三本まで差し入れたったんや。義理堅いやっちゃ、もう完全に世話係や。
四
月のどえらいきれいな晩やった。ごんは「ちょー夜風にあたってこ」てブラブラ出かけた。中山はんのお城の下を通ってちょっと行ったら、細い道の向こうから誰や来るみたいや。話し声が聞こえる。チンチロリン、チンチロリン、て松虫が鳴いとる、ええ風情やわ。
ごんは道の片がわにサッと隠れて、息ひそめてじーっとしとった。話し声が近こうなる。それは兵十と、加助っちゅう百姓やった。
「そうそう、なあ加助」と兵十。
「おれな、このごろ、どえらいふっしぎなことがあんねん。」
「なんやねん、はよ言え。」
「おっかんが死んでからな、誰やしらんけど、おれにくりやらまつたけやら、しまいにはたこ焼きやら串カツやらを、毎日まいにち、誰かが置いてってくれよんねん。」
「ふうーん、誰がや?」
「それがさっぱりわからへんのや。おれの知らんすきにサッと置いてきよる。神出鬼没やで」
ごんは「フフン、それはこのワイやけどな、サンキュー兵十、気づいてくれて」と心の中でドヤって、二人のあとをそろーっとつけていった。
「ほんまかいな?」
「ほんまやって。うそや思うんやったら、あした見においでや。そのくり、ドーンと見せたるさかい。」
「へえぇ、世の中、へんなこともあるもんやなァ。」
それきり、二人はだまってトボトボ歩いていく。加助のかげ法師をふみふみ、ごんはぐんぐんついていった。
吉兵衛っちゅう百姓の家まで来たら、二人はそこへ入っていった。ポンポンポンポン、て木魚の音がしとる。窓の障子にあかりがぼわーっとさして、でっかい坊主あたまがゆらゆらうつって動いとった。ごんは「お、お念仏か」と思いながら、井戸のそばにペタンとしゃがんどった。しばらくしたら、また三人ほど人がつれだって吉兵衛の家へゾロゾロ。お経を読むムニャムニャした声が聞こえてきた。
五
ごんはお念仏がすむまで、辛抱強う井戸のそばにしゃがんどった。兵十と加助は、また一緒に帰っていく。ごんは二人の話を聞こ思て、また兵十のかげぼうしをふみふみ、ついていった。
「なあ兵十、さっきの話やけどな……あれはきっと、神さんのしわざやで。まちがいないわ。」
「えっ!?」と兵十はギョッとして、加助の顔を見た。
「おれはな、あれからずーーっと考えとったんやけどな、どうも、そりゃ人間ちゃう。神さんや、神様、仏様、バース様や。神さんがやな、おまえがたった一人になったのをかわいそうに思わはって、いろーんなもん恵んでくれてはんねん。ありがたい話やで。毎日、神さんにキッチリ手ぇ合わせとけよ。」
「そ、そうかなあ……。うん。」
「は? ちょお待てや、なんでやねん!! くりも松たけも、たこ焼きも串カツも、毎日せっせと運んだったんは神さんちゃう、このワイやがな! それを、ワイには『お』の字もなしで神さんにお礼やと!? 采配ミスやろこれ! 胴上げ投手はワイやのに、お立ち台に呼ばれるんは神さん!? 道頓堀ダイブもんの理不尽やで! カーネルおじさんの呪いより理不尽やわ! わりに合わへん、ほんま、もー! 来年こそはワイにも礼言えよ兵十……。」
ごんはプリプリしながら、それでも兵十のことが気になってしゃあなかったんや。これが猛虎魂っちゅうやつや。腐らへん。来季も応援する。
六
その明くる日も、ごんはくりを大事にかかえて、兵十の家へ出かけた。兵十は物置で縄をシコシコなっとった。せやからごんは、家の裏口から、足音しのばせてこっそり中へ忍びこんだ。
ところがや。そのとき兵十が、ふと顔をあげた。ほんなら――きつねが家ん中へ入っとるやないか!
「……あいつ、こないだうなぎ盗みくさった、あのごんぎつねめが! またいたずらしに来くさったな、このドアホ!」
「ようし、待っとれよ。」
兵十は静かに立ちあがって、チャカをガッと取って、弾をギュッとこめた。
ほんで足音をそーっとしのばせて近寄って、今まさに戸口を出よとするごんめがけて引き金を――ズドン!
ごんは、ばたりと倒れた。
兵十が駆け寄ってきた。ほんで、なにげなく家ん中を見たらや……土間に、くりが、きれいーにかためて置いたぁる。横にはたこ焼きと、串カツが、ちょこんと添えてある。ソースは、二度づけしてへんかった。
「……お、おや?」と兵十は、サーッと血の気がひいて、足元のごんに目を落とした。
「ご……ごん。おまえ……おまえやったんかい。いっつも、くりをくれてたんは……たこ焼きも、串カツも……おまえやったんか……。」
ごんは、ぐったりと目ぇつぶったまんま、それでも最後の力で、こっくり、うなずいた。
兵十はチャカを、ばたり、と取り落とした。
誌面で丸坊主(ボーズ頭)になったのは、『花の慶次』の前田慶次のほうが先です。どちらも同じ1993年の出来事ですが、週刊少年ジャンプの掲載号を比較すると以下のようになります。誌面デビューの前後先:前田慶次(1993年春頃 / コミックス17巻)関ヶ原の戦いが終わり、京都から米沢へ向かう道中で髪を剃り落としました。後:桜木花道(1993年6月頃 / 1993年29号「ボーズ頭の逆襲」)神奈川県予選の海南戦で負けた責任を取り、頭を丸めました。慶次が先に坊主頭で旅をしていたジャンプの誌面に、数ヶ月遅れて花道が坊主頭で合流した、という時系列になります。1993年の少年ジャンプは、人気作品の主人公が次々と坊主になる非常に珍しい時期でした。
まるで成年コンテンツは消費者の主流が実質思春期盛んの中高坊主だが、でも成年コンテンツなんだ、みたいな。
dorawiiより
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