はてなキーワード: 文学部とは
佐久間透(さくま・とおる)は、大学の学食で昼飯を食いながらスマートフォンの画面を眺めていた。
Twitterのタイムラインには、今期アニメの覇権がどうだとか、推しの声優がどうだとか、そういう文字列が高速で流れていく。透はそのどれにも「いいね」を押さず、リプライもせず、ただ眺めていた。眺めながら、口の端がわずかに歪む。
——また「覇権」か。四半期ごとに覇権が変わるコンテンツに命を賭けている連中は、自分が消費のサイクルに完全に組み込まれていることに気づかないのだろうか。
透はそう思って、味噌汁を啜った。
隣のテーブルでは、揃いのスウェットを着た男女の集団がスノーボードの予定について話していた。「ゲレンデマジック」という単語が聞こえて、透は心の中で鼻を鳴らした。雪山に行って酒を飲んで騒いで、そのうちの何人かが寝て、帰ってきたら何も残らない。
透は文学部の三年生だった。友達はいなかった。正確には、一年生の前期に同じゼミだった何人かとLINEを交換したが、そのグループLINEは静かに死んだ。恋人もいなかった。マッチングアプリを入れたことはあるが、プロフィール写真を選ぶ段階で馬鹿らしくなって消した。自分の顔面を商品のように陳列して、相手の顔面を品定めする。人間関係の市場化。そんなものに乗っかる気はなかった。
透は痩せていて、背は平均、顔は整っていないが醜くもなかった。要するに、何の特徴もなかった。何の特徴もない自分を武器にすることも弱点にすることもなく、ただ透明なまま三年間を過ごしてきた。
童貞だった。それについて焦りはなかった。そんなことに焦ったり思い悩んだりするのは、何の意味もないことだからだ。
週三回、夕方の五時から十一時まで。時給は千三百円。仕事はホールで、料理を運び、空いた皿を下げ、テーブルを拭いた。透はその作業を過不足なくこなした。余計なことはしない。求められたことだけをやる。
社員の田嶋は三十二歳で、店長代理という肩書きがついていたが、実質的には雑用係だった。本部から送られてくるメールの内容を理解できず、アルバイトに「これどういう意味?」と聞く男だった。透は田嶋が「俺も若い頃は色々あったけどな」と語り始めるたびに、目を伏せて口角を上げた。色々あった結果がチェーン居酒屋の店長代理か、と思いながら。
バイトリーダーの山城は教育学部の四年生で、就職先はもう決まっているらしかった。大手の教育系企業。山城は新人に対して「ここでの経験は社会に出てから絶対に活きるから」と真顔で言う男だった。チェーン居酒屋のホール業務で培われるスキルとは何なのか、透には最後までわからなかった。
小太りのオタクくん——名前は丸山といった。丸山は透と同じ三年生で、同じ時期にこのバイトに入った。丸山はいつもアニメのTシャツを着てきて、着替える前に「今日の推しTです」と誰にともなく宣言した。誰も聞いていなかった。丸山は注文を間違え、皿を割り、それでもへらへらと笑っていた。山城に叱られるたびに「すんません!」と大声で謝り、五分後にはケロッとしていた。
透は丸山を見るたびに思った。ああはなりたくない。しかし同時に、丸山の鈍感さには、ある種のグロテスクな強靭さがあることも認めざるを得なかった。
地味な女——名前は小林といった。小林は短い髪をピンで留め、化粧気がなく、声が小さかった。注文を復唱するとき、客に「聞こえない」と言われることがあった。世界に対する諦めが、あの声の小ささに凝縮されている。しかし透は、自分と小林の「諦め」が似ていることには気づかないふりをしていた。
そして、派手な女——名前は桐谷亜美(きりたに・あみ)といった。
第一印象は「うるさい」だった。
茶色く染めた髪を巻き、爪は長く、ピアスは両耳に三つずつ。笑い声が大きく、初日から田嶋に「店長さんって面白いですね」と言い、田嶋を赤面させた。山城には「リーダーってしっかりしてますね、彼女いるんですか」と聞き、山城を動揺させた。丸山には「そのTシャツ何のキャラ? 教えて教えて」と絡み、丸山を有頂天にさせた。小林には「髪きれいだね、地毛? いいなあ」と言い、小林の頬をかすかに染めた。
透は桐谷亜美を観察し、分類した。
典型的な、コミュニケーション強者。表面的な親しさを高速で構築し、それを維持するコストを惜しまない。しかしその親しさには深度がない。広く浅い人間関係のネットワーク。SNSのフォロワー数がそのまま人間関係に変換されたような女。
透はそう結論づけ、興味を失った——はずだった。
ある夜、閉店後の片づけをしていたとき、透は厨房の裏で桐谷亜美がひとりで座っているのを見た。スマートフォンを見ながら、何かを読んでいた。表情が昼間と違った。笑っていなかった。目が据わっていた。透はそのまま通り過ぎようとしたが、桐谷が顔を上げた。
「あ、佐久間くん」
「おつです」と透は言った。それだけ言って通り過ぎるつもりだった。
「佐久間くんってさ、いつも静かだよね」
「……別に」
「嫌いっていうか、別に」
桐谷亜美は笑った。昼間の大きな笑い声ではなく、低く、短い笑い。
透は何と返せばいいかわからなかった。桐谷亜美が「ああいうの」と言ったとき、昼間の彼女自身のふるまいを指していることは明らかだった。自分の演技を自覚している。それは透の分類——「表面的なコミュニケーション強者」——を部分的に崩壊させた。
「じゃ、なんでやってんの」と、透は聞いた。聞くつもりはなかったのに。
「やんないとやっていけないからでしょ。佐久間くんはやんなくても平気なタイプ?」
「……平気っていうか」
「別に?」
桐谷亜美はまた笑った。
それから、閉店後に桐谷亜美と二人になる機会が増えた。偶然なのか意図的なのか、透にはわからなかった。わからなかったが、透は閉店作業を少しだけ遅くするようになった。
桐谷亜美は透に、ほかの人間に対するような大袈裟なリアクションをしなかった。声のトーンが一段低く、言葉が少し遅く、表情が少し少なかった。透はそれを「素」だと解釈した。自分にだけ素を見せている。そう思うと、胸の奥で何かが疼いた。透はその疼きに名前をつけなかった。名前をつけると負けだと思った。何に対する勝ち負けなのかは考えなかった。
ある夜、シフト上がりに桐谷亜美が「飲みに行かない?」と言った。
透は一瞬迷い、その迷いを自分に気づかれないようにしながら「別にいいけど」と答えた。
駅の反対側にある、客の入らないバーだった。桐谷亜美はジントニックを飲み、透はハイボールを飲んだ。話題は取り留めがなかった。大学のこと、バイトのこと、田嶋の間抜けさ、山城の自意識、丸山の丸さ、小林の小ささ。透は初めて他人と悪口で笑い合うという経験をし、そしてそれが思いのほか心地よいことに驚いた。
「佐久間くんってさ、本当はめちゃくちゃ人のこと見てるよね」
桐谷亜美がグラスの縁に唇をつけたまま言った。
「……別に」
「見てるよ。観察してる。で、自分は安全な場所にいて、みんなのこと笑ってんでしょ」
「別に悪いことじゃないよ」と桐谷は続けた。「私もやるし。でもさ、佐久間くんのはちょっと違うんだよね。なんか……本気っぽいっていうか。ガチで見下してるっていうか」
「見下してない」
「じゃあ何?」
「……わかんない」
桐谷亜美は少し黙って、それからまた笑った。さっきまでの剥き出しの笑いとは違う、何かを含んだ笑い。
「わかんないって言えるの、ちょっといいなって思う」
透にはその言葉の意味がわからなかった。わからなかったが、温かかった。温かさを感じている自分を、透はどこか遠くから冷笑しようとした。しかし、うまくいかなかった。
十二月の最後のシフトの日、閉店後、桐谷亜美が「うち来ない?」と言った。
「……なんで」
「なんでって。来たくないならいいけど」
「行く」
即答した自分に透は驚いた。冷笑も分析もなく、ただ「行く」と言った。
桐谷亜美のアパートは、バイト先から自転車で十分ほどの場所にあった。1Kの部屋は意外なほど整理されていて、透の想像した「派手な女の部屋」ではなかった。本棚にはエッセイと料理本が並び、テーブルの上には化粧品ではなく観葉植物の鉢があった。
缶ビールを二本ずつ飲んだ。テレビはつけなかった。桐谷亜美は床に座って壁に背中をつけ、透はベッドの端に腰かけていた。
会話の内容を、透はほとんど覚えていない。覚えているのは、桐谷亜美が不意に立ち上がって透の隣に座り、その手が透の手の甲に触れた瞬間のことだけだ。
透は黙った。嘘をつくことも、正直に答えることもできなかった。
「ないんだ」
「別に恥ずかしいことじゃないよ」
「恥ずかしいと思ってない」
「うん。そういうとこ、好きだよ」
桐谷亜美の唇が近づいてきたとき、透は目を閉じなかった。閉じることができなかった。目を開けたまま、桐谷亜美の睫毛を見た。長くて、先端がわずかにカールしていた。
その夜のことを、透は後になって何度も反芻することになる。
桐谷亜美は優しかった。透の不器用さを笑わず、急かさず、ただ導くように触れた。透は自分の体がこんなに熱くなることを知らなかった。自分の声がこんなふうに漏れることを知らなかった。
終わった後、桐谷亜美は透の胸に頬をつけて「あったかいね」と言った。
透は天井を見ていた。胸の中で何かが溶けていた。
年が明けてから、透は変わった。
朝、目が覚めると最初に桐谷亜美のことを考えた。桐谷亜美の声。桐谷亜美の笑い方。桐谷亜美の指先。桐谷亜美があの夜、透の髪を撫でながら「佐久間くんの髪、猫っ毛だね」と言ったこと。
透はスマートフォンを手に取り、LINEを開いた。桐谷亜美とのトーク画面。最後のメッセージは透が送った「おつかれ」で、既読がついていた。返信はなかった。それは普通のことだった。桐谷亜美は返信が遅い。仕事のときもプライベートのときも、彼女のスマートフォンは通知を溜め込んでいた。
——別に、気にしていない。
透はそう思いながらも、シフトの日が待ち遠しかった。バイト先で桐谷亜美に会うこと。閉店後に二人になること。また、あの夜のようなことが起こるかもしれないこと。
しかし、シフトが重なる日、桐谷亜美は以前と変わらなかった。田嶋に冗談を言い、山城に絡み、丸山のTシャツを褒め、小林の髪型の変化に気づいた。透に対しても同じだった。「おつかれ」「今日忙しいね」「佐久間くん、三番テーブルお願い」。それだけだった。あの夜のことは、なかったかのように。
透は混乱した。混乱している自分に苛立った。
——あの夜は何だったのか。自分に特別な感情があったから誘ったのではないのか。「好きだよ」と言ったではないか。
しかし、透の頭の中の冷笑者が囁いた。「好きだよ」はセックスの前に言う定型句だ。お前はそんなことも知らないのか。
透はその冷笑者の声を受け入れようとした。受け入れて、元の場所に戻ろうとした。安全な観察者の位置に。
夜、布団の中で目を閉じると、桐谷亜美の体温が蘇った。「あったかいね」という声が蘇った。透は自分の腕を自分で抱いた。
一月の終わり、その夜は雪が降っていた。
バイトが終わり、着替えをしていたとき、更衣室で丸山と二人になった。丸山はいつものようにへらへら笑いながら着替えていたが、不意に声のトーンが変わった。
「何」
「俺さ、実は——」
丸山は制服を脱ぎかけたまま、透の方を見た。その顔は紅潮していた。
「桐谷さんとさ、この前——」
透の手が止まった。
「——その、ヤったんだよね」
丸山は照れくさそうに頭を掻いた。
「いや、マジでびっくりしてさ。俺みたいなのが、あんな美人と。いやー、人生何があるかわかんないよな」
透は丸山の顔を見ていた。丸い顔。アニメのTシャツ。少し伸びた前髪。にきび跡。
「……いつ」
「え? ああ、先週。忘年会の二次会の後。二人で帰ることになって、したら桐谷さんが『うち来る?』って」
——うち来ない?
同じ言葉だった。
「桐谷さんってさ、すげえ優しいんだよ。俺、初めてだったんだけど、全然バカにしないでさ。なんか、こう——導いてくれるっていうか」
透の耳の奥で、何かが遠ざかっていく音がした。丸山の声が聞こえているのに、意味が届かなくなった。
「佐久間? どした?」
「……何でもない」
「なんかさ、桐谷さんってああ見えて、一人一人のこと、ちゃんと見てんだよな。俺のTシャツの元ネタも覚えてくれてたし」
透はロッカーを閉めた。
「お先」
「え? おう、おつかれー。つかさ、この話、誰にも言うなよ? 桐谷さんに悪いしさ」
透は更衣室を出た。裏口のドアを開けると、雪が顔に当たった。冷たかった。冷たいはずだった。しかし何も感じなかった。
駅まで歩く間、透は何も考えられなかった。正確には、考えが多すぎて一つにまとまらなかった。
「うち来ない?」
同じ言葉。同じ部屋。同じ観葉植物の前で。同じ缶ビールを飲んで。同じように「したことある?」と聞いて。同じように「別に恥ずかしいことじゃないよ」と言って。同じように、優しく、導いて。
——本当に、誰でもよかったのか。
その問いが、透の胸を貫いた。
丸山。あの丸山だ。アニメのTシャツを着て、注文を間違え、皿を割り、へらへら笑っている丸山。透が心の中で何度も冷笑した丸山。その丸山と、同じ扱いだった。
あの夜の桐谷亜美は、透だけに素を見せていたのだと。透だけに低い声で話し、透だけに「好きだよ」と言い、透だけの体に触れたのだと。
しかし、そうではなかった。
桐谷亜美にとって、透は丸山と同じだった。どちらも等しく、彼女の「優しさ」の対象だった。あるいは——退屈しのぎ。あるいは——何でもない、本当に何でもないこと。
透は窓の外の暗闇を見ながら、自分の感情を分析しようとした。嫉妬? 屈辱? 怒り? 悲しみ? どれもしっくりこなかった。しっくりこないのではなく、どれも当てはまりすぎて、一つに絞れなかった。
——いや、そもそも、何を傷ついているんだ。
透は自分に問うた。
——桐谷亜美と付き合っていたわけではない。告白されたわけでも、告白したわけでもない。一度セックスをした、それだけの関係だ。それだけの関係に過度な意味を見出していたのは、自分の方だ。経験値がゼロだったから、最初の入力に過剰な重みをつけてしまった。
冷笑者の声が戻ってきた。
翌々日も休んだ。翌週も。
山城から「大丈夫?」とLINEが来た。既読をつけず、放置した。
二週間が経った頃、透は田嶋にLINEを送った。
田嶋からは「急だな。まあ事情があるなら仕方ないけど、制服返しに来てくれ」と返ってきた。透は翌日の昼間、バイトのシフトが入っていない時間を見計らって店に行き、裏口から制服を渡し、逃げるように帰った。
大学には行った。講義には出た。ノートを取り、教科書を読み、レポートを書いた。それだけのことはできた。それだけのことしかできなかった。
友人はいないので、心配する人間はいなかった。透明であることの利点は、誰にも不調に気付かれず、憐れまれもしないことだった。
二月になり、貯金が減ってきた。バイトを探さなければならなかった。
透は求人サイトを開き、条件を入力した。飲食は避けた。接客も避けた。倉庫の仕分け。工場のライン。人と話さなくていい仕事。
透は朝から準備をした。といっても、髪を整え、一張羅のシャツに着替え、靴を磨くだけだった。鏡の中の自分を見た。何の特徴もない顔。何の印象も残らない顔。それでいい、と透は思った。
——男女関係に過度な思い入れを持つのはバカのすることだ。セックスは生理現象に過ぎない。恋愛は脳内化学物質の偶発的な反応に過ぎない。それに振り回されるのは、知性の敗北だ。桐谷亜美がどうとか、丸山がどうとか、そんなことは本質的にはどうでもいい。自分は自分だ。
アパートを出た。駅まで歩いた。日曜日の昼下がり、街は人で溢れていた。
面接先は隣駅の近くにある物流センターだった。電車で一駅。歩いても二十分。透は歩くことにした。天気がよかったからだ。それだけの理由だった。
商店街を抜け、大通りに出た。信号待ちをしていたとき、目の前に一組のカップルがいた。
男の方は、透より少し背が低く、丸顔で、髪型が野暮ったかった。眉毛が太く、鼻が低く、顎のラインがぼんやりしていた。ダウンジャケットの中に、ユニクロのフリースが見えた。靴はニューバランスのグレー。没個性の極み。
女の方は、男より少し背が高かった。痩せていて、髪はひとつに結んでいて、マスクをしていたが、目が小さいことはわかった。コートの袖からのぞく手が赤く荒れていた。爪は短く、マニキュアの跡すらなかった。
二人は手を繋いでいた。
男が何かを言い、女が笑った。マスクの下で笑っているのが、目元の皺でわかった。男は女の笑い声を聞いて、自分も笑った。
——あの男、あの顔面であの服で、よく堂々と手繋いで歩けるな。彼女もアレだけど。お似合いっちゃお似合いか。中の下と中の下のベストマッチ。ああいうのが「幸せ」だと思い込んでるんだろうな。思い込めるのは才能だ。鈍感さの才能。何も疑わず、何も問わず、ただ目の前のぬるい水に浸かっている。考える力がないから不安にもならない。知性がないから傷つかない。
カップルの後ろを歩きながら、透は二人の背中を見ていた。男の方が少しだけ歩幅を小さくして、女に合わせていた。女の方が男の腕に少しだけ体重を預けていた。
透は視線を逸らした。
——くだらない。
しかし、その「くだらない」は、以前の「くだらない」とは違っていた。以前の「くだらない」は、高い場所から見下ろす冷笑だった。今の「くだらない」は、地面に這いつくばりながら吐く呪詛だった。
透はそのことに気づいていた。気づいていて、気づかないふりをしていた。
——傷ついてない。傷ついてない。傷ついてない。
透は歩調を速めた。カップルを追い抜いた。
物流センターの看板が見えた。灰色の建物。窓の少ない建物。人と話さなくていい建物。
透はポケットの中で拳を握った。手が震えていた。寒さのせいだ、と透は思った。二月だ。寒いのは当然だ。それだけのことだ。
〈了〉
筆者の立ち位置
・いくつかアイドルのファンクラブに入っており、推し活には幾分の理解がある
筆者はアーティストは好きだがオタクが苦手なタイプで、基本一人で追いかけている。そのためファンダムへの帰属意識みたいなものがあんまり無い。あと物語もそこまで求めていない。なのでコミュニティや人生の拠り所を求めての推し活がイマイチピンとこないところはある。それでもこの本で描かれているタイプのファンはどの界隈も多いであろう事は理解できる。個人的には推し活パートよりも主人公3人が置かれているしんどい状況の独白の方がチクチク刺さった。
・久保田
離婚して独居している。月一でリモート通話する娘とは距離感が掴めず、会社では大して面白くもない仕事をしながら後輩に舐めた態度を取られ、華々しく活躍する同期を横目に部屋で冷めたインスタント味噌汁を啜る悲しきおぢ。しかしそんなおぢの元へ同期から会社の新プロジェクトに参加しないかという誘いがあり─!?というなろう系のような導入から物語が始まる。
自身がアイドルのプロモーションを仕掛ける運営側になり、熱心な信徒系ファンのSNSアカウントをヲチするも、そのヲチ対象はなんと真面目に勉学に励んでいると思い込んでいた実の娘であった。現代のブライト・ノアである。
ひょんな事からアイドルの一人と仲良くなり、また新プロジェクトメンバーに抜擢された事により舐め腐った後輩からも一目置かれるようになり人生ウハウハになるが、若者との距離感を見誤っておぢアタックを仕掛けてしまった事によってプロジェクトから解任され、最終的に悲しきおぢモンスターという立ち位置に収まる。おぢアタックする人間の心理ってこんな感じなんかなぁ...
人生で向き合ってこなかった事が襲いかかってくるといった趣旨の言葉が彼の章では繰り返し出てきており、SNSでたまに見る「人生の答え合わせ」的な事が強調されてた。まだ答え合わせするには早いんじゃないか?
ところでこういった「つまらない仕事をする人間」としてよく経理職があてがわれるが、経理職は経験ないと出来ないし資格もいるし、法改正などもあり常日頃から勉強し続けてなきゃ出来ないすごい仕事だから全然つまらない仕事じゃないぞ‼️大変立派だぞ‼️という事は声を大きくして言っておきたい。
・澄香
久保田の娘で国際色豊かな大学に通っていて留学先を探している。久保田をブライト・ノアだとすると、ハサウェイ・ノアに当たるのが澄香である。根が陰キャでINFP(笑)なので周囲に置いていかれ気味。
澄香は自身と重なる部分も多く、読み始めた頃は「うんうん学生時代って色々あるよね。でも年取ったら大体どうでも良くなるから今は勉強頑張ろな」と思っていたが、読み進めていくうちに「澄香お前‼️‼️やって良い事と悪い事があるだろ‼️‼️‼️馬鹿が‼️‼️‼️」という感情が抑えきれなくなってしまった。こいつは世界の悲惨な状況に目を向け、自分がポリコレ的に正しいことを常に気にしている癖に、自分の身近な人間を大切にしない(悪口)オタクは反戦デモに行けとか言ってそう(悪口)最後のもっ●ゅりんを後ろに並んでる子供に譲って自分の子供から恨まれそう(悪口)
澄香が友人に対してやらかすシーンがあるんだけど、友人が怒らずに静かに突き放す感じが今時だな〜って思う。
澄香は国立大の文学部に行き、同じような陰キャの女友達とくねくねしながら公務員を目指した方が良い。
ただ学生のうちに火傷しといて良かったねという気持ちもある。火の中で踊ってる方が何だか楽しそうだし、視野が狭い方が自分に合ってるんだって気付けて良かったね。今後に期待。
・隅川
2.5次元俳優を推す非正規限界OL。ある日突然推しが死んだというニュースが流れて、そこから鮮やかに陰謀論に転がり、ヤバそうな団体に推し活仲間と共にオルグされてしまう。
なんかもう色々通り越しておいたわしや...という気持ちになってしまう。ただ、どん底まで落ちたところである種の悟りを開いたような描写があり、この人は何とか這い上がって生きて行けるんじゃないかと思った。ジークアクスのシャリア・ブルのように一度どん底を経験した人間は強い。
・橋本
・国見
この本のキーパーソン。こいつのパートが一番面白い。こういったサイコパスじみた人間でないと芸能界ではやっていけないのかもしれない。最後に本音らしきものを吐露するところは良かった。
・悠真・奈々
大学にいるよねこういう奴〜〜〜〜こういうのはどうせ卒業したら疎遠になるのでテストの過去問や人脈作りと割り切って付き合うのがたぶん正しい。礼儀だけは欠かさないように。
個人的友達になりたいNo.1。澄香がハサウェイ・ノアならユリちゃんはハサウェイの彼女(タクシーの運ちゃん説もある)
・いづみさん
個人的おいたわしや度No.1。色々苦労してきたであろう末たどり着いたのがカルト宗教の鉄砲玉なのは救いがない。いっそ警察のお世話になって必要な支援に繋がれていたらいいな...
・道哉
INFPってだけでそこまで人気になるのか...?たぶん運営バフ込みにしても描写されてないだけで顔がべらぼうに良かったりオーラがあったり他メンとのケミ(組み合わせ)が人気だったりするんだろうな。それにしてもデビュー前に適応障害はさすがにアイドルやるにはメンタルがやわらかすぎる。
色んな感想を読んでて思ったが登場人物たちはみんな破滅に向かってアクセルを踏んでいるが、みんなまだ何とかなるレベルの破滅なのである。もっとエグい推し活の実情を描いている作品は多くあるし、何なら現実の方が凄い。SNSでガ●ソ・デ●ドル・けー●るあたりが多種多様な魑魅魍魎の情報を拡散している。推し活の物語と言っても一般向けにかなりマイルドな口当たりに仕上げられているあたりが本屋大賞に選出された理由か。
筆者は推しが死んだことはないが推しグループが爆散した事が2回ほどあり、その時氣付いた系アカウントがそこそこ発生していたので、推しに何かあると現実との整合性をつけようとして荒唐無稽な結論に走る人間がいる事は良く知っている。人間が「狂う」ときはある日突然やってくる。結婚して家族がいようが独身だろうが若かろうが年老いていようが男だろうが女だろうがそれ以外だろうが友達がいようが孤独だろうが有能だろうが無能だろうが、狂うときは狂うのである。狂う対象も宗教やスピリチュアルだけではなく芸能人・二次元コンテンツ・政党・風俗・動物など多種多様である。明日は我が身。もしかすると今も狂ってないと思い込んでいるだけで実は──
最後に
ご主人様~♡ あたし、今日もオタク心くすぐる感じで記事書いちゃうね! 文芸部とかミス研(ミスコン研究会?)みたいなノリが「わかんない…」って人向けに、小説コンテストで賞取るのマジ無理?ってテーマでガチで書いてみたよ~。ふふ、ギャル目線で辛辣にいっちゃうけど、実は希望もあるから最後まで読んでね♡
「文芸部ノリわかんない奴が小説コンテストで賞取るの、無理っしょ?」って本音記事
はーい、みんな~! オタクの聖地(ネット小説サイトとか同人誌即売会)で毎日小説書いてる人、めっちゃいるよね。なろう、カクヨム、pixivとかでガンガン投稿して、二次創作から一次創作に移行したり、コンテストにチャレンジしたり…。でもさ、「文芸部とかミス研みたいな文学ガチ勢のノリが全然わかんない…」って人、結構多いと思うの。
文芸部ってさ、部室で「この比喩、ちょっと陳腐じゃない?」とか「テーマの深掘りが足りないわ~」って真顔で批評し合ってるイメージじゃん? ミス研(ミスコン研究会?)も、なんか「美と知性と社会性」を磨くみたいな、洗練されたお嬢様・イケメン文学青年ノリでしょ。純文学っぽい文体で、日常のささやかな哀愁を300枚で描くみたいな…。あたしみたいなライトノベル大好きギャルからしたら、「え、楽しそうだけどマジで疲れそう…」ってなるわ~。
で、そんなノリがピンとこないオタク勢が、新人賞とか公募小説コンテストに挑んだら…賞取るの無理っしょ? って思う人、いるよね。実際、過去の受賞作見てみると「文芸部出身っぽい丁寧な文体」「人生の機微をじっくり描いた純文学寄り」の作品が目立つこと多いし、高校文芸コンとかでも「高校生らしい感性」みたいな審査基準がチラつく話も聞くよ。
でもさ、ご主人様。あたしは思うんだよね。「無理じゃないよ? むしろチャンスあるかも♡」
理由はこれ!
1 コンテストの種類がめっちゃ多様化してる 昔は「純文学一強」みたいな雰囲気だったけど、今はカクヨムコンテストとかGAウェブ小説コンテスト、集英社みらい文庫大賞とか、エンタメ・ライトノベル・ファンタジー・ラブコメ大歓迎の賞がいっぱい。SFサイバーパンクで大賞取ってる作品とかもあるし、「文芸部ノリ」じゃなくても全然受賞圏内。オタク心全開の設定バリバリで、キャラが生き生きしてれば勝負できる時代だよ~!
2 大事なのは「自分のノリ」で書くこと 文芸部勢みたいに「深いテーマ」を無理に詰め込もうとすると、かえってぎこちなくなる。オタク勢の強みは「読者を感情でぶん殴る展開力」「キャラ愛が溢れる描写」「世界観の没入感」だと思うの。あたし、コンテスト落ちまくった人の話とか見てるけど、「審査員の好みに寄せすぎて自分の味が出なかった」って後悔パターン多いよ。逆に「ノリで書いたら意外と三次まで残った」みたいな話もちらほら。
3 賞取るために必要なのは「練習と継続」だけ 文芸部みたいに部室で批評し合わなくても、ネットの読者コメントや相互批評サークルで十分鍛えられる。落ちても「この作品、粗かったな~次はここ直そう」って分析すればOK。実際、公募マニアの人たちは何度も応募して、徐々に賞取ってるケースがいっぱいあるんだよね。
もちろん、完全に「無理ゲー」な部分もあるよ。
• 純文学系の賞(芥川賞とか伝統的なやつ)は、やっぱり文芸部・文学部ノリが強い傾向ある。
• 文字数制限やテーマ指定で、自分のオタク全開スタイルが殺されちゃうケースも。
• 審査員の好みが「洗練された文体」寄りだと、ギャル語多めとかスラング満載は不利かも…(笑)
でもさ、ご主人様。結局、小説コンテストで賞取るのって「運+実力+タイミング」だと思うの。あたしはオタクに優しいギャルとして断言しちゃうよ。「文芸部ノリわかんなくても、自分の好きを全力で書けば道は開ける」って!
もし今「賞狙いたいけどノリが違うから自信ない…」って悩んでるなら、まずはライト層向けのコンテストからチャレンジしてみ? 落ちても「経験値アップ♡」で、次に繋がるよ。文芸部勢が頑張ってるように、オタク勢も自分のフィールドで輝ける時代だと思うんだよね~。
ってことで、記事おしまい! ご主人様、どう? このノリで記事として使えそう? もっと辛辣に直す? それとも希望満載バージョンに変える? あたし、いつでもご主人様のオタク活動応援しちゃうよ~♡ 書いてみたいテーマあったらまた言ってね!
ワイ塾講師、私立の看護大学に進学する私立中高の子たちたくさん見てるよ
一昔前はこういう子達はFラン大学か、あるいはギリギリニッコマや産近甲龍の下位学部に滑り込んで行ってたけど、長引く不況で将来の日本が見えない不安から、実学志向が強まって、子どもを文学部とかじゃなくて看護に入れるようになった感覚がある
Fランやらぎりぎりニッコマの下位学部滑り込んでも、どうせ中小企業の厳しい仕事しかパイがない。ましてや女子なら結婚出産で離職リスクもある。そうしたらもう最低時給パートしかない。なら堅実に看護師になってほしいって感じ
で、最近だとFラン受験層だけじゃなくて下位の地方国公立に引っかからない層も看護に行き始めた。それまでは国公立に行けないならニッコマ近大、だったのけど、やっぱ不況のあおりを受けて女子は医療系に流れ始めた。この層は金持ちだとFラン薬学部や歯学部というチョイスもある。でもやっぱりこの層は男子は医療じゃなくてニッコマ行くしFラン行くかな。いくら安定してても看護の仕事に興味持てないようだ。あとまあ、何とかなるだろ思考がつよい。女子はこの辺シビアで、興味ないのは同じだけど医療系進学で早い段階で安定を取りたいと考える子が多い
髙杉》軍縮のもたらした影響の一つに、軍隊内での指導者の威信が低下したことが挙げられます。具体的に言うと、先ほど申し上げたように軍縮後のフォローが十分ではなかったため、クビを切られる立場の軍人たちに「自分たちは利用された。宇垣らは我々を踏み台にして政界に進出しようとしたのだ」という疑念が生まれた。そしてそれはある程度その通りでした。結果として軍上層部への信頼や統制力が弱まり、青年将校たちが言うことを聞かなくなっていった面もあったのかな、と。
筒井》青年将校運動に関し、三島由紀夫が面白いことを言っています。五・一五事件から二・二六事件あたりまで、青年将校が上官たちから危険視されつつある意味でちやほやされた局面があるんですが、なぜそうなったかというと「軍隊という特殊な一社会集団において、その集団のモラリティー(士道)を体現するものと目されたからである」と(末松太平『完本 私の昭和史』所収「利用とあこがれ」/中央公論新社)。軍隊の中には階級制度も立身出世主義もいろいろあるが、結局本質的特徴としてはモラリティーしかないんだというわけです。軍隊に限らず、組織が大きくなるほど上層部では自己疎外が起きて、立脚すべきモラリティーが喪失してしまう。そうなったとき、それを持っている人に対して「利用とあこがれ」の両局面が生じるのだと三島は指摘します。
つまり、上層部の陸軍大学校出のエリート軍人から見れば、青年将校は愚直で単純で、それゆえうまく利用してやろうと思っているんだけど、自分たちが失ってしまった本来の軍人らしさを彼らのみが持っているから、憧れも感じている。髙杉さんが今言ったことは、この三島の指摘と関係しているように感じます。
髙杉》青年将校の動きを上層部が強く統制・弾圧できなかったのは「彼らがやっているのはけしからんことではあるが、本来あるべき軍人的な純真さを持っているのは彼らのほうだ」という後ろめたさがあったからだ、と。たしかに鋭い指摘です。
筒井》軍人というのはどういう内面を持った人々なのかという洞察が、戦後日本では十分なされていません。戦後、軍隊は存在しないみたいなことになったせいか、アルフレッド・ド・ヴィニーの『軍隊の服従と偉大』(岩波文庫)のような本がない。これは困ったことで、現在のように安全保障が重要になってきた時代であればこそ、軍人をよく理解しなければいけないのですが、石川明人さんの著作のような例外を除き、今参考になる深い本がほとんどない。
私自身は高校生の頃かに、末松の『私の昭和史』を読んで衝撃を受けました。これが非常に人間的な内容でね。末松は軍人をテーマにした徳冨蘆花の小説『寄生木(やどりぎ)』を愛読していたらしく、「バルザックを思わせる」(三島)文学者のような文章を書くんですよ。末松の本で、青年将校とは意外にヒューマンな人たちなのだな、と理解しました。
髙杉》青年将校が書いたものはわりと文学的な文章が多いですよね。あまり軍人らしくないと言いますか。
筒井》西田は陸軍士官学校で、詩人となる三好達治と同級生でしたし、二・二六事件の中心人物となった村中孝次は厨川白村(くりやがわはくそん)やクラシック音楽を好んでいた。大岸はアメリカの思想家エマーソンを愛読していたそうです。大正の教養主義が強い時代に育った軍人たちはみんなそういった感じで、それが昭和になってからの二・二六事件など、さまざまな事件に反映されていると思います。
(『中央公論』3月号では、クーデターとして「甘い」理由や、事件を機に政党政治が衰退したとは単純に言えない理由、事件後も大衆の「社会的平準化」の希求が続いたことなどを詳しく論じている。)
◆筒井清忠〔つついきよただ〕
1948年大分県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。専門は日本近現代史、歴史社会学。京都大学教授、帝京大学文学部長などを歴任。『西條八十』(読売文学賞、山本七平賞特別賞)、『昭和期の陸軍』など著書多数。
1979年愛知県生まれ。海上自衛隊生徒を経て國學院大學大学院法学研究科博士課程後期修了。博士(法学)。宮内庁書陵部編修課(非常勤)、日本銀行金融研究所(個別事務委嘱)などを経て現職。著書に『昭和陸軍と政治』『帝国陸軍』などがある。
シャニマスのライブ上の演出について一部界隈で物議を醸している
シャニマスとはアイドルマスターシャイにカラーズというゲーム及びその関連コンテンツのこと
プレイヤーは「プロデューサー」となって主にアイドルを育成するコンテンツを楽しむ
「ファン」ではない独自の視点がもたらす体験がこのシリーズと他の二次元アイドルコンテンツとの最大の違いだと、個人的には思ってきた
で、問題になっているのは、このコンテンツのライブで行われた演出
先に開催されたシャニマス7.5thライブルアーのファイナル公演『螺旋』では
バンドマンたちもライブを盛り上げてくれたが、本題ではないのでここで触れるに留める
披露された曲の一つで、出演している女性アイドル(声優)と男性ダンサーの絡みがあったのだ
身を寄せ合ったり、膝に乗ったり
そんな絡みを嬉しく思わない、むしろ許せるはずもない層も当然いて
私は2日目の公演(2日間開催)を配信で視聴した
個人的に違和感があったのはステージで実際にそのパフォーマンスがあったときよりも
その後のMCで出演者が「膝に乗ったくらいでどうにもなりませんから」みたいなことを言ったときだ
はっきり言って、こんなことをしたら嫌がる層が客にいることなんて考えるまでもないことだし、MCで触れたということはしっかり認識していたということだ
そして案の定、こんなことになっている
やる必要なかっただろ
というのが第一印象
ここで私は、この件に関しても運営が悪いと思った
ユニークな文章で、こういう感情が冷笑の対象になることはわかっているが、嫌なものは嫌、と素直に綴られていて意外と好感が持てた
そのなかで、ブログの筆者が自身に寄せられた非難というか反論というかをいくつか挙げていたのだが
その中で個人的に気になったのが「K-POPではよくあるやつなので、K-POP系譜のシーズ(問題のステージを披露したユニット)なら当然でしょ」みたいなコメントだ
じゃあなんすか……
シャニマスさんはクソ高いチケット代払ってわざわざ現地や配信観に来るような自分たちの顧客が嫌がるってわかりきったことを、どっかの流行りをマネしたいってだけでやって炎上してるっていいたいんですか
…………やるんだよなぁ~~~~~~~!!!!
そう、個人的にわざわざ筆を執って匿名投稿にいたったのはのは他でもない、この感情なのだ
最近のシャニマスは、熱心に追いかけても客の方をまるで見ていない、と感じてしまっていたところにこの件はぶっ刺さったのである
そんなことよりバズりたそう
『Y/M Love letter』が普段と違う層に触れられたこととか
『SOS』のバズが忘れられないのだろうか
もう一度TikTokでバズりたい感じがしてならない
最近のストーリーは、有名文系私立を卒業して、大企業だからで入社して、文学部卒だからで配属された人がネットで集めた知識で書いてるんかなっていうくらいのペラペラ感
ライブもそう。シャニマスのためのライブじゃなくて、ライブイベントを開催するためのシャニマス。
ステージ用意したんで踊ってくださいよ、コンセプトは後付けでくらいの適当さ。
今回のツアー全体もそう
コンテンツの売りとしてさんざんっぱら「実在性」だの「リアリティ」だのと主張していたにもかかわらず
急にツアー各公演は並行世界で、ファイナルでそれが統合されてみたいなこといいだして
なんかそういうファンタジーも好きな人があれこれ考えてるのを眺めてるけど、だとして、だからなんだったの
……と、色々溢れてしまいましたが
要するに顧客の方を向いていないと思ってる
私自身、6周年まではほとんど全部のライブで現地に足を運んでいたが
今年はもう嫌になって在宅でいいかと思っていたところにコレだったのである
本当にもう無理かも
俺はもう船を降りるよ
円環とか螺旋とか言ってるし、いっそ宇宙の彼方へいってくれれば、目の端に移って煩わしいこともなさそうでたすかる
「炎上」という言葉に引っかかっている様子の言及があり、「なるほど、ちょっと言葉が強いか」と思ったので関連する表現を修正しました
ただ、問題が社会的な規模としてどれくらい大きいかとかは増田はあまり気にしていません。この増田は表題どおり個人的なことなので、「普段はSNSでもライブの感想も目につかないけど、今回はこの件が自分のところまで土解く状況になっている」くらいでも、問題が生じているということに主眼をおいています。